著書『極めるひとほどあきっぽい』のご紹介

 

初めての著書となります。

アマゾン上でも紹介をしていますが、こちらでも少し本の内容を紹介させていただきたいと思います。

本書は下記のストアからご購入が可能ですので、お手に取っていただければ幸いです。

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本について

自分自身の市場価値を高めるために「専門性を身につけなければならない」と考えている人は少なくありません。ただ、競争力のある専門性を身につけることが簡単でないのもまた事実。どうすれば不確実な時代を乗り切るスキルを身につけることができるのか――。

不安に感じている人も多いのではないでしょうか。

もっとも、1つのことを極めるのに苦労する人が多い中で、複数の領域に深く精通している人もまれに存在します。彼らに共通しているのは強烈なまでの好奇心と集中力。さまざまなことに関心を持ち、短期間でものにしていく姿は、端から見ると飽きっぽく映るくらいです。

 

そういう意味では私も、そんな“飽きっぽい人”の1人かもしれません。本の帯に書いているのですが、これまで「研究者」「臨床医」「起業家」とキャリアを変えてきました。

研究者時代は、ゲノム研究の世界で、慶應義塾大学大学院に在籍していた1997年に緑内障の原因遺伝子「ミオシリン」を発見することができました。その成果は世界で高く評価をいただきましたが、やはり、眼科専門の臨床医として手術の腕を極め、一人でも多くの患者さんを自分の手で治療したいという思いで虎の門病院に移りました。そして3年間、そこでみっちり特訓したことで難しい手術の執刀も任せていただける眼科医に育てていただきました。

ところが、医療の現場では治療法のない患者さんを診ることも多く、失明に対する医療の限界を目の当たりにすることになりました。そして、治療法の開発を決意、米ワシントン大学に赴任し、後に、バイオベンチャーのアキュセラを立ち上げました。資本金は100万円。自宅の地下室でのスタートでした。

現在は全世界に1億2700万人の患者がいると言われる「加齢黄斑変性」の治療薬を開発しています。

「研究者」「眼科臨床医」「起業家」というキャリア・チェンジは、クレイジーなまでの探究心と好奇心、そして、リスクをいとわない生き方を楽しめるからできたことかもしれません。

何かに対する好奇心はそのままに、環境やアプローチを変える生き方ができれば、新しい世界が広がります。是非、興味があること、やってみたいと思うことがあれば、踏みとどまらずにやってみてください!