スイスのベルンにて眼科在宅・遠隔医療モニタリングデバイスの開発会議を開催

私たちは、網膜疾患の治療に役立てていただこうと、網膜の状態を自宅で調べることのできる小さな光干渉断層計(OCT*1)を開発しています。この超小型モバイルOCT、「PBOS」の開発拠点はスイスにあり、私とアキュセラの開発メンバーがスイスのベルンに出向き、現地時間の6月28〜29日の2日間に渡って開発会議を開きました。

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今年の3月にお知らせしている通り、約10人の健常者と約30人の血管新生を伴う網膜疾患の患者さんを対象に、「PBOS」の試作機を使って網膜の状態を測定し、その精度と解像度を評価する臨床試験を実施しております。

この度の会議に出席した共同開発企業のキーパーソンらと、実施中の臨床試験が計画通りに進んでいることを確認したほか、実装する機能や小型軽量化、医療現場のニーズに見合った技術設計などについて協議をしました。2018年下期の開発計画と予算、ならびに2019年、2020年の計画についても合意をしております。

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私たちの「PBOS」開発におきましては、自宅等で患者さん自身が網膜の状態を継時的に測定し、その変化を医師が遠隔で診断できるシステムを確立することにより、個々の患者さんに最適な眼科治療の実現を目指しております。

患者数が増加の一途を辿る網膜疾患の治療においてリアルタイムのモニタリングを可能にし、在宅や遠隔医療分野(モバイルヘルス)の需要の拡大に対応したいと考えております。

*1:OCT(Optical Coherence Tomography)は光干渉断層計という網膜の断層画像を撮影する検査機器のことで、網膜疾患や黄斑部の病変の診断で使われます。

ドイツのミュンヘンにて網膜色素変性の遺伝子療法の開発会議

窪田製薬ホールディングスが、2016年から研究開発に取り組んでいる網膜色素変性に対する遺伝子療法、オプトジェネティクスに関して、日欧米で共同開発を進める遺伝子療法の専門家を集めた開発会議を、先月末、現地時間の6月27日にドイツのミュンヘンでおこないました。

医療政策に関わる提言

先日クローズドな会食にお招きいただき菅官房長官と初めてお話しさせていただきました。

事前に医療分野に関する政策提言をするようにと主催者の方に言われておりました。

医薬品開発はコストが高く、同じ費用をかけるのであれば回収の確率を高めるために、最大市場である米国を優先的に開発せざるを得ない現実があります。日本でのドラッグラグを最小限にするために、少なくとも希少疾患に関して、医療特区だけでもいいので米国FDAと同じプロトコール、エンドポイントでの臨床試験の実施及び認可を出来ないかを提言させていただきました。

法政大学にて

2017年10月11日(水)、法政大学人間環境学部の人間環境セミナーにて、「米国医薬品開発とイノベーション」というテーマでゲスト講師として登壇させて頂きました。

18:30からという遅い時間からの授業にもかかわらず、学生300人の定員に対して、聴講希望者が450人にも上ったとのことで、会場は若者たちの熱気であふれ、私も彼らの期待に最大限応えられるよう気合いを入れて挑みました。

窪田製薬ホールディングスとして上場させていただきました

この度、12月6日に窪田製薬ホールディングス株式会社を東京証券取引所マザーズ市場に上場させていただきました。今後は日本企業として、イノベーションをさまざまな医薬品・医療機器の開発と実用化に繋げていけるよう、全力を尽くしてまいります。