『極めるひとほどあきっぽい』を上梓いたしました

先日より、お伝えしていたことではございますが、本日、人生で初めての拙書『極めるひとほどあきっぽい』を上梓させていただきました。今になって少し照れくさく感じます。是非、たくさんの方々にお読みいただいて、感想などお聞かせいただければと思っております。

本書は、私が今、iPS細胞の実用化で注目されている「加齢黄斑変性」という眼の難病を初期段階から治療できる新薬を開発するというイノベーションに携わることになった背景を幼少期からふりかえってお伝えする内容になっています。

幼少期にアメリカで3年ほど過ごしたことが、私の人生に大きな影響をおよぼしたのではないかと思うことがよくあります。日本人として国や人種を越えて、世界を変える何かを成し遂げたいという気持ちを育んだのはこの時期だったと感じており、書籍にてご紹介をさせていただくことにしました。

人生にはいくつかの冒険があると捉えています。私の場合は、20代に学者・研究者、30代に眼科医、40代はバイオベンチャー企業の創業社長と、キャリアチェンジを通じて3つの領域を経験してきました。私は幼いころから「眼」好きで、人生を通して好奇心の対象になり、今では、「世界から失明をなくす 」という明確な目標となり、たくさんの仲間と一緒に挑戦を続けています。

私のキャリアチェンジは、あくまでも目標へのアプローチにすぎません。これについては、書籍の中で、「10年」という時間軸と「アプローチを替える」という視点について触れました。 私は好奇心が非常に強く、集中力も人並み以上であることに加え、何事もやってみなければ気が済まない性格なので、いさぎよくこれまでのキャリアを捨てることができてきたのかもしれません。こういう飽きっぽさは、次の領域をより大きなものにするための大事な要素だと、これまでの人生をふりかえって思います。

この本を読んでくださる方には、とにかくじっくりと自分の好奇心を追究して、キャリアを築いていってほしいと思いますし、そうすることで人生をより豊かなものにしてほしいと願っています。
何かひとつでもみなさんのヒントにしていただけることをお伝えできればと思っています。